今日から四月。

昨日までで、自分は美容師丸15年。
この四月からは16年目に入りました。


でも
neizyはまだまだ1年半。
まだまだ出来たてです。
初心忘れるべからずで
この春からも張り切っていきます！



美容業界も、
この15年の間にいろいろ動きがあり、

90年代後半から00年代前半は、美容師ブームで「技術！技術‼技術!!!」「デザイン！デザイン‼デザイン!!!」ってかんじで
カットの本や、カットの名前が乱立して、
ちょうど20才前後だった自分は、
ウィッグを切るのが楽しくてしょうがなく
休みにもカットの勉強会にいって、
ウィッグ代が払えずにオーナーに借金して…このときのことは本当に感謝です。


美容バブルがはじけてからは、
技術・デザインなんて当たり前、
これからはホスピタリティでしょ！
なんてなって、
00年代中頃からは勉強会の場はホテルなどに移り…、サービスで有名なレストラン「カシータ」などが注目され、


そして、本格的なブランディングが始まって各サロンが明確なコンセプトを打ち出すようになり、
美容師ブームの勢いを下から眺めていた今の30代が今までの価値観にとらわれない視点で新しいサロンの形を次々にOpen。
自分もこの世代だな。
大手サロンも、美容師以外のスタッフを積極的に雇ったり新しい組織づくりにはげんでいる。
若手美容師はというと、
昔のような新規フリーのお客様に入らせてもらってリピート率30%なんて目標をかかげて、
なんて方法ではいつまでたっても一人前にはなれず、低単価サロンに流れるか、でなければセルフブランディングを徹底して、いかに一回目から自分を指名して頂けるか、が大切になり。。。



ズラズラ書いてきたけれど、
何が言いたいかと言うのは、

昔から良く言われる、
「変化に適応できることが進化」
ということ。
個人もチームも同じ。


昔の成功例をなぞっていったからといって
今また成功するとは限らない。


やったことのないこと、
前例のないことに、
取り組んでいることがスタンダードであるべきで、
そうなっていてはじめて、全体の流れの中では平均点となれるくらい。

美容業界では、
行動も結果も、
変わっていないことは、衰退のはじまりで、
厳しい現実ではあるけれど、
これを受け入れないと成長はない。

でも美容師の目の前にはお客様がいるから。

毎日自分が変わりつづけていれば、
お客様の声に耳を傾けていれば、
きっともっともっと良くなっていくはず。
答えはサロンの中にある。



neizyでは、
三月が今までで1番多くのお客様にご来店頂きました。
しかし、お待たせしてしまったお客様や、時間がなく最後の写真をとれない方が多くいらっしゃいました。
貴重なお休みのお時間で来て頂けているのに、本当に申し訳ないです。


自分達ができること、
お客様に期待されていること、
もっともっとこうしたい！という理想のイメージ、
そういうものをしっかりと考えて、
どうすればいいか工夫して、
足りない力は時間をかけて身につけて、

そうやって取り組んでいくことで
もっともっと
neizyは皆様に必要とされるヘアサロンになっていきたいと思っています。


新年度も、
neizyをよろしくお願いします。