なれ、だれ、くずれ、去れ!
「なれ、だれ、くずれ、去れ」は
劇団四季の言葉。
これを初めて聞いたとき、
自分達も同じだなと感じました。
劇団四季の場合は、
公演の時間と練習の時間の比率はどのくらいなんでしょうか?
想像ですが3時間の公演に対して1日6時間3ヶ月くらいだと1:150くらい?
代表の浅利さんか、上司にあたる人が
練習の時間に細かくチェックをして
なれ、だれ、くずれを防ぐのでしょうか。
では、
美容室は?
一般的には美容師は、下積みが過酷・毎日練習してるというイメージがあるかもしれませんが、
最近は残念ながらそんなことはありません。
お客様のカットが出来るようになった美容師で
それこそ営業と練習の割合が9:1もあればすごく頑張ってる方。
単純に考えて毎日9時間営業をしてから毎日1時間練習してる美容師って、
アシスタントの人でも半分もいないんじゃないでしょうか?
技術者だったら一割もいないんじゃないかな?
それが結果的に20代の美容師の伸び悩みに影響してることは言うまでもないです。
劇団四季に限らず、
本番より練習時間の方が長ければ
「なれ」が出ないように
日々、誰か上司、先輩に見てもらえるのでしょう。
美容師は、じゃあ誰が見ているのか。
営業の間ずっと技術を上司がチェックしている、なんてことは現実的に難しい。
お客様はもちろん見ています。
でも、思ったことをストレートに言って下さる方はそうはいません。
自分で自分を律して、
技術を、感性を常に磨いていくこと。
それしかありません。
人間ですから
必ず「なれ」はきます。
「なれ」を「だれ」にせずに
「糧」としていき、
美容師として常に成長を目指していくこと。
すごく大切です。
なれ、だれ、くずれ、去れ!
本当にいい言葉ですね。
常にオーダーメイドで
技術とサービスを提供する
美容師としての使命だと思います。
まあ、
それが楽しいからやってるわけなんですけどね^_^
日々勉強です!
以上、
サカモトでした〜