こんにちは^_^
横浜みなとみらいの美容室neizyの隥本です。
なにかとお騒がせな先日の横浜マラソン。
なんとか、完走できました!(>_<)
応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。
感謝です(T_T)
初めての(ほぼ)フルマラソンは本当にいい経験になりました。
見晴らしのいい道で、
かなり先を走るランナーの姿も見て、
自分の足の弱さに心が折れそうになりながら…苦笑
翌日のニュースではびっくりしましたね!
「鶴見辰吾、50歳初マラソンで3時間12分」
同じ初マラソンを走った身として、
本当にビックリ(>_<)
目標が、
自分とは全然違ったんでしょう。
僕は完走以上にタイムの目標なんかは決めていませんでしたが、
彼はもっと高い意識をもって準備をして大会に臨んだんでしょう。
走ってるときには、
まわりのランナーを見て
「この人はこれまでどれだけ走り込んできたんだろう?」
「何で参加したんだろう?」
などいろいろ考えました。
それを考えながら、
マラソンも美容も本当に同じだな、と。
美容師の離職率は、ハンパなく高いです。
美容学校卒業後から10年後には
1割残っていないと言われる現状…。
おいおい…。
母さん泣いてるで。
美容学校の学費、きっちり返しなさいよ。
仕送り分もだぞ!
理由は様々だと思いますが、
美容師は、
技術が向上しなければ
在籍年数が伸びても
仕事内容・待遇は基本的に変わりません。
マラソンの走力が、走った距離に比例するように、
美容の技術も、自分の手に時間を使わなければ絶対に向上しない。
その点は、
全く一緒。
近道はできません。
しかし、
そういう「美容師という技術職」への理解が浅いまま、
なんとなく美容師になって、
目標や、
それを達成するために最低限必要なことが
あいまいなまま
なんとなく、
日々を過ごしてしまって…
結果、
満たされないまま、
時間と年齢を重ねていってしまう・・・。
ということが
大きな要因だと思う。
ニュースを見てみれば、
鶴見さんは毎月200km走り込んでいたそう。
他の方もサブ4を達成した人達は月100kmくらい走られてる方が多かったみたい。
月に10kmしか走らずに
「4時間をきりたい!」って言っていても
超人的なポテンシャルの持ち主でもない限り、それは難しいでしょう。
美容師の現状もこれに非常によく似ている。
トップに立っている人達、
指名してくださるお客様がすでにたくさんいる美容師の人達の方が
これまでの日々の時間を、
自分の向上に使ってきたし、
今もそうしている。
逆に、
結果が出ずにくすぶっている
20代~30代くらいの人で
人気美容師をしのぐ行動をしている人、
それを続けている人、
どれだけいるのでしょうか?
人気の美容師は、
ほとんどの人が、
忙しいサロンワークとは別に、
自分を向上させる時間をつくっているんではないでしょうか?
僕が、これまで16年間の美容師生活の中で
出会った結果を出している人でも、
仕事の時間以外に、
美容や店に関することを何もしていない、
という人に会ったことがありません。
たいして、
練習も、モデルハントも、撮影も、勉強も、工夫もしていないのに、
たくさんのお客様に指名される美容師になりたいなあ。
アホか!
それじゃ、
本番2ヶ月前からようやく練習はじめて
ゴールではヘロヘロになってる
マラソンの僕と一緒だよ・・・泣
は~、かっこ悪い・・・。
自分をどれだけ
美容に使うか。
月に10時間練習するのか、
100時間なのか。
1日24時間の中で、どれだけ
自分が美容師としてできることをどれだけ増やしていくのか。
その積み重ねかたで、
自然と結果は決まってくる。
フラフラの足取りで高速を走りながら
久しぶりに考えさせられました。
日々、気を引き締めていこう。
マラソンは惨敗でしたが、
美容では絶対に負けるわけにはいきません!
この惨めさを活かして、張り切っていきます!!!
まだ残ってるヒザの傷みと共に・・・笑