横浜みなとみらいの美容室neizyの坂本です。
先日、あるネット記事で、
美容師についてのこんな話を見つけました。
<そこらのスタイリストさんと
スタイリスト見習いさんとでは、
大して技術的には遜色がない。
それもそのはず、
専門学校でそれなりの鍛錬は積んでいるし、
お店に入ってからも同じなはず。>
マ・・・マジで???
こ、これは…。
こんな風に思っている人、
本当にいるんだーーー!!!
(>_<)
なんか、
こないだこんな記事
↓↓↓
新人美容師向け記事 「最初が肝心」
を、書いたばっかりで
これを見つけたので
あ〜
という感じです。
まあ、
技術的に遜色ないかどうかは、お客様が決めることですので
何も言いません。
言いません!!!
ただ一つ、
これだけは
言わせてください!!!
専門学校で2,3年習った技術が
そのまま通用するほど、
甘くはない。
あたりまえだろ!!!
これを書いていた人は
どうやら10代のようでしたが、
自分が10代のときでもそんな勘違いはしていなかったぞ!
世の中、なめとんのか!もっと先人を敬え!
おっとっと・・・
こんなことを言っていると
オヤジの烙印をおされてしまうので
ここはこらえなければいけません。
まあ、でも。
そもそも、
お金を払って技術を教わっている期間と、
お金を頂きながら技術を提供する期間では、
技術者自身がその期間で得ているモノに天地ほどの差があり、
(そもそも、その教わる金だって、親に払ってもらってんじゃないのか???考え方が甘いんだよ!!!アホンダラ!!!)
これが、いわゆる
経験
というものだと思います。
ちょっと、
途中で、悪い言葉がいくつか入ってきてしまいました。。。
どうも、美容師に対しては意見が厳しくなってしまいますが気にしないでください。。。
あ、
この10代の子は、美容関係じゃないか。。。
neizyでも当然そうですが、
専門学校で勉強していたから、
そのまま、
じゃあお客さんよろしくね!
なんて
まず、ありえない。
もちろん、専門学校を否定するわけではないですが、
専門学校は、
乱暴に言ってしまえば
美容師免許をとるための勉強をするための場所で、
お客様からお金を頂ける技術を学べる場所ではありません。
サロンでは
お客様が満足する技術が最低ラインなわけだから
当然、全てにおいて一から学び直します。
これは、
よっぽど適当なサロンでなければ
全国共通の話で、
それこそ入社したらまずシャンプーから学び直してると思います。
あたりまえだろ!!!
ただ、
<そこらのスタイリストさんと
スタイリスト見習いさんとでは、
大して技術的には遜色がない。>
この意見については、
まあ、
こう思う人がいることは、
何も不思議ではないと思います。
チャンスが多く、自分次第の実力社会では
下克上(こんな言葉使いませんが)なんて日常茶飯事。
この人の言う、
「そこらのスタイリストさん」が
チャンスを活かして、成長して、
違いをお客様に感じて頂けていなければ
こういう風に言われてしまっても当然。
そう思った、
お客様が悪いわけではもちろんなく、
むしろ、
そう思わせて、
美容に対しての期待感を少し薄れさせてしまったことを反省しなければいけない。
美容師は魔法使いじゃない、
ただの人ですので、
できること、できないことはあるけれど、
お客様が、
ちょっとでも、今よりヘアに美容に
期待感をもてる仕事を
日々、目指していきたいですね。
あ~、
がんばろう。