こんにちは^_^
横浜みなとみらいの美容室neizyの隥本です◎
お客様にすすめられて
これ読みました^^
「何者」 朝井リョウ
直木賞受賞作です。
就活、ツイッター、直木賞
と、気になるポイントが三つ揃って
読んでみたいな~
と思っていました。
そうなんです。
これは、就活生の物語なんです。
リアルとインターネット(ツイッター)でコミュニケーションとりながら
就活している大学生の話。
僕にとっては未知の世界です。
学生のときはポケベルでしたからね(笑)
いや〜、
これ、
美容師の修行時代とすごく似てる話でした。
これまでの僕のBlogを読んでくれている方は、また、美容とつなげてきたか!
って感じだと思いますが笑
ムリヤリじゃないですよ。
本当に似てたんです;^_^A
就活してるのに全く内定でなくて
自分を全否定された気持ちになってしまうところとか、
一生懸命やってるのに全くリピートしてもらえなくて
自信を無くしてしまう美容師と一緒だし。
ツイッター上でだけ、えらそうなこと述べて気持ちよくなってるとことか、
数少ない指名してくれるお客さんにだけ、周り無視してこだわりを提供してる美容師と似てるような気がするし、
でも、本当に似てるのは
そうでもしないと立っていられないくらい
メンタルがボコボコになってしまっていること。
いや~、
就活ってこんなになっちゃうもんなんだ><
もう、はっきりいって
僕はこの作品を
オヤジ
の視点で読みましたよ。
そうでもしないと、
感情移入しちゃったら
胸がギュンギュン締め付けられるくらい、くるしい話でないかい?
だってこれも、桐島と同じ「アイデンティティーの話」なんだもん。
<アイデンティティー>×<他者との比較>は
最も陰険な青春のテーマではないでしょうか。キツイ><
(朝井さんの作品は
この「何者」のほかには、その「桐島、部活辞めたってよ」しか知りませんが
他にはどんな物を書いているのだろうか・・・)
この作品が、わりとリアルなんだとしたら
就活生も美容師も
20代の人に言ってあげたいのは
「なんとかなるよ」
ってことですね。
いや~、
青春を覗き見したい方にはオススメの一冊です
はりきっていこう~~~