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代表より

2015/10/19 (月)

一眼レフを選ぶ理由

こんにちは^^
横浜みなとみらいの美容室neizyのサカモトです。



今日は定休日でしたが、
午前中にみんなでヘアの撮影をしていました。

協力してくれたモデルさんやスタッフのみんなありがとうhappy01



今日の結果はまた後日紹介させていただくとして、

ついでにとった写真をちらほらと。






僕が技術者デビューしたてのときは、

まだヘアサロンを開けばお客さんがくる、
という時代だったので、

成功するための秘訣は

とにかくひたすら練習して上手くなり、
来てくれたお客様にまた来てもらうことだったんですけど


今はそうではなくて

まず自分を知ってもらうこと

というのがすごく大事になっています。



ヘアサロンも飽和状態ですから、
普通にしていたら、また来てもらうどころか
一回目からお客様に出会えない、ということなんです。

技術はあってあたりまえと言われ
(そのあたりまえができてる人は実際はあまりいないと思いますが・・・)

その技術を提供する前に

「この人に髪を切ってもらいたい!」

と思ってもらえること。



これができないと、
今の20代美容師は売れません。


はっきり言って、
僕らのときよりハードルは上がっていると思います。


そんなこともあり、

自分たちのつくったヘアスタイルをみてもらうための
撮影は、若手美容師には必須となってきています。







そんな今の状況を見ながら
ふと思うのが、


一眼レフで撮影していてよかったな


ということ。




ちょっとまわりくどい言い方になりますが、



今、

美容師のヘアスタイルの撮影の主流は

「簡単に撮れて」

「早く加工処理できて」

「数をこなせること」

これがマストになっています。



自然と、
iPhoneで撮影して、アプリで加工して、そのままネットにアップ、

なんてのがわりと主流になりつつあります。



まあ、確かに
今から撮影をやり始めるならそれがいいと思います。



でも僕は今回一眼レフを使いました。



それは僕が昔から

独学で、一眼買って、照明買って、自宅にロールペーパーかけてって

非常に面倒で負担もかかる撮影をしていた経験があったから、

だから地道に一眼もってレフ版使って何百枚も撮る撮影ができたんだと思います。



・・・で、

終わった後に思いました。



「もし今の流れにのって手軽にiPhoneで撮っていたら

絶対にこのクオリティはつくれなかった」


「自分は絶対に一眼で撮るべきだった」と。






もちろんiPhoneでの撮影を否定しているわけではないですし、

美容師のヘア撮影という意味で、
iPhoneより一眼が必ず優れてるとは思いませんが

ただ、



美容師として、結果を出し続けることを目指した時に



目指す結果に対しての

HOW TO

には、あまり意味はないんですよね。




大切なのは

WHY




なぜ、それを選ぶのか。



なぜ、それをやるのか。




だから、
今回「一眼で撮るべきだった」
と思ったのは
仕上がりが良かったからだけではなくて

僕にとっての一眼レフは
そのWHYが
美容師としてのど真ん中にあるものと全く同じだと
あらためて感じたからなんです。




今、
美容師は競争が激化しています。

全国の美容師、美容室が
10年前なら、自分たちが鼻で笑っていたようなことを
手のひら返してやっていたりします。

「もっといいものを」というよりは
「なんとか生き残るために」
となってしまっているのが現状です。



だからこそ、

neizyのメンバーには

「なぜ美容師になったのか」

ということをこれからもずっと忘れずに

日々の挑戦を続けてもらいたい。



毎回、壁にぶつかると

初心を忘れてしまいがちになりますが


結果だけを求めずに、その過程を、

なぜそれをやっているのか、

ということを大切にしてもらいたい。




僕が撮影を始めた時は
雑誌の仕事があったわけではないし、
ブログやSNSなど大勢に伝える手段があったわけでもない。

ただ、先輩に見てもらったり
美容師仲間に見せたりして
アドバイスをもらったり、
自分のモチベーションを高めることだけでしたが、



とにかくすごい楽しかった。

で、やっぱり今日も楽しい。



自分にとってのWHYは
やっぱりそこなんですよね。




自分自身も、

まだまだこれから、

もっともっと腕を磨いていこうと感じた

久しぶりの撮影でした・・・。








もっと撮影の腕も磨かないとな!








2015/10/15 (木)

自分たちは自分たちのやり方で




こんにちは^_^
カット大好き隥本です。



今日は半日店を出させてもらい
美容業界では著名な経営コンサルタントの方のセミナーに参加していました。。。




数字はわりと得意な方なので
美容師と数字の関係性は
理解してる方だと思っていたのですが、

今日の話では



「やる人はここまでやってんだな〜」



と、
勉強になることばかりでした。




じゃ!



さっそく俺らもがんばるか!




…と、


普通はなるとこなんですが。





今日は、逆に




「じゃ、ウチはやらない」




…と、思ってしまいました。。。





なーーーーーんか、

違うんだよな〜。






いや〜、


久しぶりに、

「こういう仕事はしたくない」というのを
強く感じてしまいました。



はっきり言って数字の面で見れば

自分よりはるかに結果を出してるノウハウなんですが

いや~。



タイトルにも書きましたが、

高校生の冬の就活を思い出しました。



ちょっと脱線しますが、

僕は、今思えばバカ丸出しの面接で

受験した美容学校すべて落ちるという奇跡を起こし、

高校卒業後の進路が3/30まで決まらず、

ギリギリで美容室に直接就職し、

免許は美容学校の通信科で取得、

というドタバタぶりでした。。。



高校生の自分から見た美容室は、

完全な二極化。


かっけ~~~!!!


となるか、


絶対やだ。


どっちかでした。





僕は、美容師ですけど、

美容師だったらなんでもいいわけなんて全くなくて

ちょっと生意気な言い方ですけど

昔から100のサロンがあったとしたら

働きたいって思うサロンは

そのうちの2,3ですし。



だから、

逆に「こういう仕事はしたくない」っていうのが強くあって、

いくら結果がでるからって

それどうなの?



ってことはやりたくないんですよね。





・・・で、

今日はこれまでに勉強した中で

最も先進的な経営ハウツーの講義だったのですが、

今の美容業界に最も足りないこと、かつ必要なこと

だったのですが。。。



絶対やだ。




と、感じました。



確かに美容室は会社としては幼いけれど、

それやっちゃったら、

普通の会社員じゃん。

一生の仕事として美容師を選んだ意味なくね?





美容師にとって、

最も優先するべきことは、

ゲストの笑顔、、、

つくるヘアデザイン、、、

リラクゼーションの空間、、、

いろいろあるとは思うのですが、



少なくとも、



自分達が生み出せる何か



であるべきだと思っています。



だって、美容師は自分が商品なんだから。




そう、




僕は美容師ブームのときから時が止まっている




古い考えの美容師です笑




いわゆるエリートビジネスマンみたいな思考は

美容師には必要ないと思ってます。




まあ

そんなこと言って、

自分が支持されてなかったら

ただのマヌケなんですけど笑




要は、

自分達の基準がどこにあるかで、

それが、世の中の流れを下回っていたら

はっきりいって数字狙うしかないんです。




でも、

自分達の基準が、

自分達の勝負どころでだけでも、

世の中の一歩でも半歩でも先をいって、

ほんのちょっぴりでも

人より多く考えて人より多く動いていれば、



あとはただ、楽しめばいい。



現場を楽しくしないで、

若者に「美容師やろうよ!」なんて言えません。

楽しくないところに人は集まりません。



自分達の

当たり前のレベルを上げること。

上げ続けること。




通ってくださるゲストや、

頑張ってくれるスタッフにとって

サロンが気持ちいい場所であって、
それでいてたまにちょっぴり興奮できること。






それで充分だし、

それこそがみてみたい。

人生かけてどこまでいけるか試すんなら
目指すのはそういうとこだと思う。





数字に支配されてたまるか!

いい美容師は自由からしか生まれない!





…と強く思ったセミナーでした。。。





余談ですが、

全国的に見て、
今の美容師の中で最も勢いのある世代は



都心の若手技術者





地方のアラサー幹部技術者



だな、と
改めて感じました。。。

彼らの行動や結果には
熱く刺激を受けました。
本当にスゴイ!!!!!
全体的にはゆとり世代どうのこうの言われますが、
その中の一部では、美容師ブーム再燃か?と思わせるほどの強者が育っています。



都心の若手は、限られた一部のようですが
結果を出している先輩の言うことを素直に実践し、
かつ、そこに今の世代ならではの
順応性&情報力で上の世代がやっていなかった工夫を
加えています。

そして、
地方の幹部技術者。主にアラサー世代でしょうか。
特に西のほうにはすごい方がたくさんいるようです。
時代が落ち着いてくると、西が熱くなるのは日本の王道なのでしょうか笑
美容維新がおきないように東も頑張らねばいけません。


そして、両者に共通しているのは


圧倒的な行動力。


みんな、頑張っています。

時間、お金、労力、

使ってます。




負けていられない!pout



横浜は、
都心でもなく、地方とも言えず
ハングリー精神が育ちにくい土地
と言われていますが、


そんな横浜だからこそ、
今の時代ならではのチャンスがあると
確信しています。



自分と他人を比べる必要はないけれど、
常にアンテナをはって、
本物を見極め、必要なものは吸収する。
大切なものは経験から見つけ出す。



自分たちは自分たちのやり方で。



がっつり!ゆる〜く。。。

neizyらしく、はりきります^_^





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