スタッフ読書blog

2020/09/16 (水)

読書blog『この恋は世界でいちばん美しい雨』を読んで☆横浜みなとみらい美容室ネイジーblog

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最近、あまり天気が良くない日が続いていますが

空気が秋らしい陽気になって来ましたね！

９月も後半！
天気の急変には注意が必要ですね。

今日は読書blogを書かせて頂こうと思います！

今日の本は

宇山佳佑さん著

『この恋は世界でいちばん美しい雨』

です。

主人公は建設家を目指す建築家の卵の雨宮誠。

そしてカフェで働く誠の彼女の相澤日菜。

その2人は

日菜が働くカフェで出会い、

恋をして

幸せいっぱいな日々を過ごしていた。

日菜が教えてくれた、

雨が好きな理由は

紫式部の和歌を知ったから。

雨は、誰かが大切な人を思って降らす”恋の涙”だと。

そんな風に思えたら、

雨の日も素敵に思えますよね！

しかしそんな幸せな日々は突然奪われてしまう。

事故に遭い、

2人で今った余命を分け与えながら生きていくことになるんです。

そこで、考えさせられたのは

人によって

幸せの感じ方が違うということ。

日常の小さなハッピーをとても嬉しく思える人もいれば、

気付けていなかったり、マイナス思考で幸せを感じにくい人もいる。

同じことが目の前に起こっていても、

感じ方が違う。

立場や条件が違うからではなく、

感じかたの違い。

それが主人公たちを苦しめ、

時には傷つけあってしまう。

彼女、日菜の人を大切にする

綺麗な心が愛らしく、

また切なくもあります。

また、人の心は誰でも弱い部分があるんだな、

でも誰かの為に一生懸命になることで強くなれるんだと

思いました。

幸せとは何か

相手を想うということとは何か

ということを教えてくれる小説でした。

最近読書をされている方が増えているなと感じるのですが、

とても良いですよね！

私もお出かけをしないでお家で読書をすることが増えました！

心を落ち着かせてゆっくりとした時間を過ごすことができる読書は

これからも続けていきたいと思います！

天気が良い日が好きですが、

この本を読んだことで雨の日にきっと思い出すだろうなと思える本でした。

雨が嫌いな方も

雨が好きな方も

ぜひ読んでみてください！