隥本　智史

2024/09/05 (木)

祝！１２周年☆これからもよろしくお願いいたします☆くせ毛のカットがうまい横浜みなとみらいの美容室ネイジーblog

こんにちは^^

くせ毛にお悩みのお客様を担当し続けて20余年。

ドライカットでつくるくせ毛でもまとまりやすいカットが得意な

横浜みなとみらいの美容室･美容院

neizy【ﾈｲｼﾞｰ】のサカモトです。

くせ毛の髪型、ヘアスタイルのお悩み、

くせ毛が似合う髪型のご相談、

くせ毛の毎日の扱い方、オススメスタイリング、

他にも

頭皮のトラブル、白髪染めのお悩み、

neizyでは、そのようなお話を

たくさんお聞きしています。

「横浜でくせ毛のカットがうまい美容師を探している」

という方、

縮毛矯正やアイロンを使わない

で、くせ毛を扱いやすくする髪型・ヘアスタイルをご提案させて頂きます。

ささいなことでもお気軽にどうぞ☆

初めてご来店の方へ

neizyネイジーへ実際に来店したときのイメージ写真と、ヘアやカット技術へのこだわりや、お客様への想いをつづっています。初めての方は是非ご覧ください^^サカモト

いつもneizyをご愛顧頂きありがとうございます。

本日2024年9月5日、

neizyは

12周年

を迎えました！！！！！

あっという間の12年。

思えばこの12年の間に

ジャックモールはビルに変わり、

ベイスターズはDNAになり、

マークイズはオープンし、

ホテルやライブ会場がバンバンできて、

最近ではついに新高島もモデルチェンジしましたね😂

以前の面影が全くない豪華さ…

結婚式場と映画館があった頃が懐かしいです。

とはいえneizyでも色々な変化があり、

先月からは、毎年恒例となりました

シャンプートリートメント業務用リフィルのご予約を受付させて頂いております。

こちら今年2024年は受付開始から1ヶ月たたずに過去最高のご注文を頂いております。

このHaloヘイローも

12年前のオープン当初にはまったく影も形もない商品でした。

「ヘアケアはシャンプーから」

という

美髪の基本にのっとって

人それぞれの髪質やヘアスタイルに適したシャンプートリートメントをいつも取り揃えたいと考えていった結果、

「顧客の理想のヘアケアを自分たちでつくる」

というコンセプトのもと出来上がったのが始まりでした。

毎日使って頂くためには、香りもかなり重要なので悩みました〜💦

最終決定したのはオレンジのターペンレスオイルをベースとした爽やかな香り。

お客様からとても評判が良く、うれしいです！

そもそもなんですが

元々、neizyは今の３階ではなく

４階から始まっているんですよね。

基本的なレイアウトは４階の頃から変わってませんが

シャンプーチェアーがフルフラットになったのは

実は３階になってからなんです。

そう考えると

12年という歳月はやっぱり大きいですね。

コロナの時は、店舗を構える身として、色々と大変なこともありましたが、

皆様のご協力のもと安定した運営をさせていただくことができました。あの時は本当にありがとうございました！

ちなみにneizyではいまだに手指消毒をさせていただいておりますが、

実は、あのコロナの時期に、今までで一番

体調崩すスタッフが減ったんですよね。

もちろん気をつけてたからというのもありますが

それ以来コロナ云々関係なくやっぱりマスク・手指消毒あってもいいな

ということで現在も継続しております。

12年経ってサカモトが令和の日本の美容に感じていること

この12年を振り返って

改めて今感じるのは

日本の美容ってどうなんだろう？

ということです。

良くなっているのか？

それとも悪くなっているのか？

僕は正直、

ちょっと悪い方向に行きがちだな

と感じています。

というのは、

美容ってそもそも

自分をもっと好きになる

自分への期待を高めていく

そういうことができるものだと思うんですよね。

もちろん社会において

美容はコミュニケーションでもあり、

礼儀や衛生的な側面もあります。

でもそれらのことより

僕はもっともっと

美容を通して

みんなが自信を持っていく社会。

そんなポジティブな熱気のベースに

自分らしさを追求する美容があるべきなんじゃないかな

そのほうが楽しいんじゃないかな

って思っています。

美容師25年やってきて、今の美容に思うこと

そう考えたとき

僕の中では

失われた30年

という言葉。

これ経済の話でよく出てくる言葉ですが

これが美容にも当てはなるんじゃないかな〜って感じているんです。

「令和の美容は、消費の美容になっていないか？」

ここを危惧しています。

「これを使えばキレイになれる」

「新しいものを買えば私は変われる」

美容室に対しても

「最近いまいち髪型うまくいかない」

「なら美容室変えれば？」

みたいな話も耳にします。

そうじゃないんじゃないかな？

日本人ってそうだったっけ？

そこがちょっと心配なんです。

消費の美容って表現しましたが

要は

受け身の美容

が増えてるんじゃないかなってことなんですよね。

モノを変えれば自分は変われる

美容室を変えれば自分は変われる

いろんなメディアやSNSを見ると

このような考えが散見されていますが

僕はそうじゃないと思うんですよね。

むしろその考えが一番良くなくて。

美容にとって最も大切なことは

私をキレイに

できるのは

私自身

そういう気持ちを忘れないことだと思うんです。

どうしても消費の美容のままだと

言い換えると他責の美容になってしまう。

それではその人らしさが輝くような美容にはならないと思うんです。

昭和の美髪ケアで令和の女性がやらなくなったこと

最近の調査によると

実は、日本人女性の美意識というか

美容にかける行動、時間は以前よりも低下していることがわかっています。

例えば

・前日の夜に髪にカーラーを巻く

・朝シャンをする

・自分でブローをする

これらの美髪行動は、令和の今は、やる人が少なくなっています。

夜にカーラー巻いてるなんて

サザエさんやちびまる子ちゃんのお母さんって感じで

「ちょっとおばさんくさい」

って思ってる人もいるかもしれません。

でも、

前の日の晩から、

翌日のヘアスタイルを整えてる

これって

めちゃくちゃ美意識高くないですか？？？

ちょっと話が脱線しますが

先日ヒットしていたドラマ

「不適切にもほどがある」のスケバン順子。

すごくよかったなと思っていて

このときの

美容熱って

単純に今と比較はできないですが

何とも言えない熱を感じますよね。

僕が美容師になりたての頃、

2000年前後も、

美容熱は最高潮と言われたりしていましたが

そのときともまた違う空気を感じます。

話は戻って

・カーラー

・朝シャン

・ブロー

これらは

令和のトレンド、

日本人の髪質、骨格

年齢による髪質の変化

などを考えたときに

やれば必ず一回りキレイになる。

日本人にかなり相性の良い

超おすすめ

美髪ケア

なんです！！！

しかし、最近はこれをやってる人は少ない…

だから失われた30年なんです。

ちなみに失ったきっかけは

カリスマ美容師ブーム

だと考えています。

あれって、「カリスマ美容師」っていうキャラクターのエンタメ感で流行ったっぽくなっていますが、

美容的な観点で見ると

ちゃんと理由があって

「ブローしないでも手で乾かせばOK」

「カリスマに切ってもらえばそれだけでキレイになれる」

っていう

それまで美容にひたむきだった女性たちに

「手軽さ」

を提供したことで爆発的に流行ったんですよね。

その結果、

自分で自分をキレイにする習慣は徐々に失われ、

少しづつ、

自らつくる美容から

ちょっと言い方が悪いですが

他責の美容

になってきてしまいました。。。

でも、

それは良いんです！

もうその時代はそれがトレンドだったので。

ただ、

これからはちょっと違うんじゃないか

なと思っていて、

もっと昔を振り返ると

日本人は昭和の頃もそうだし

古くは江戸時代なんかも

時間をかけて身だしなみを整えることを美徳としてきた民族です。

なんなら

髪を整えることで

自らの精神性まで整えて

「らしさ」に磨きをかけてきました。

それなのに、現代は…

「時間をかけない」

「できないことはやらない」

というニーズが圧倒的で

各メーカー

「時間をかけずに」

「誰でも」

「カンタンに」

キレイになれる！

というような商品作りが目立っています。

それがさらに

消費の美容を加速させてしまい

自分の美しさはモノでつくる

似合わせはプロがつくるもの

といった考え方が増えてきているように感じます。

このままいったら

精度の高い「似合う髪型AI診断」などが登場したら

今の日本なら大流行りするんじゃないでしょうか。

令和の時代の人の魅力のつくり方

正直、

僕もずっとそういう考えがありました。

neizyへ通ってくださる皆様にも

「何も考えなくてもneizyへ行けばキレイにしてくれる」

「おまかせしておけば大丈夫」

そのように思っていただけるような

サービスや

ヘアデザインを提供することを

目標としていました。

ただ、

それではどんどんお客様を受け身の美容に導いてしまう。

自分自身への満足度が高まらない

消費美容になってしまう。

そうじゃない。

これだけモノが溢れ、

情報が溢れ、

なのに

なんとも言えない閉塞感が漂う時代に

人が満たされる美容。

心が豊かになる美容。

それは決して受け身で得られるものではないんですよね。

人の魅力は、

期待からしか

生まれない。

そのように僕は考えています。

期待とは、

自分自身や未来

に対しての期待です。

そして、そこには、

主体的な行動

が必要なんですよね。

求めるから充される。

つまり、

理想を持つこと。

ここが、これからの美容のポイントだと考えています。

言ってしまえば

昭和から平成初期までの美容は

流行を追いかける美容

です。

しかし、

平成後期から令和にかけては

流行ではなく

自分らしくあるための美容

ではないでしょうか？

トレンドよりも、好きなもの。

ただただ

新しいものを消費していくだけで

満たされる時代は終わりました。

本当に自分が好きなもの。

人とは違っても、私だけが知ってる価値。

そう言ったものに囲まれる美容の方が

魅力的な美容になっていくんではないでしょうか？

そう考えると、

今の

消費の美容。

受け身の美容。

これではあなたの理想にはなかなか届かないように感じます。

今の時代の流れと逆行しますが

便利なもの

ラクなもの

から決別して、

面倒だけどやりたいこと。

時間がかかるけど満足できるもの。

そういう美容を選んでいくことで

自分への満足度が上がっていくんではないでしょうか。

恋する乙女がキレイになるのは

行動してるからキレイになる

んですよね。

ラクして、時間をかけずに、なんて考えない。

もっとキレイになれないかな？

もっとキレイになりたいな。

そんなことを想いながら鏡の前で試行錯誤する、

その時間があなたの魅力をつくるんです。

だから、今のままでは日本の美容はちょっと危ういなと。

どうしても

「時間ないから！」「ラクに！」「ラクに！」

となってしまいがち。

最近メディアでも円安や低所得の話が多いですが、

本当に豊かな国とは

お金ではなく

時間に余裕のある国なんじゃないかな。

そんなことを大真面目に考えています。

まあ、もちろんお金も必要ですけどね笑

でも大切なのは

自分の好きなことや

自分らしさに時間や労力をかけれる

心や生活のゆとり

ではないでしょうか？

本当にちょっと、

オープン記念日に書く内容でもないですね💦

とにかく僕が伝えたかったのは

キレイになる、

魅力的な大人になる、

そこに必要なのは

シャンプーよりも洗い方だし

ドライヤーより乾かし方だし

どこの美容室に行くかより理想を持っているかどうかだし

美容師をもう25年？やってきて

ここを今、本当に感じていて

人をキレイにできるのは

美容師ではないし

シャンプーやドライヤーではないし

AIでもないんですよ。

あなた自身なんです。

他のものは

全てあなたの美容のパートナー

であって、

主役は、あなたです。

似合う髪型をしている人より

自分らしさを持っている人の方が輝きます。

容姿に似合っているより

生き方に似合っている髪型の方が魅力的です。

そんな美容を

僕自身もっとつくっていけるようになりたいし、

neizyに来てくださる皆さんに提供したいと考えています。

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