こんにちは^^

横浜みなとみらいの美容室

neizyサカモトです。

 

 

今日は美容師の使っている道具、

ハサミとクシの話を^^

職人の道具ですので

こだわりの塊なんです。

 

ご興味あれば読んでみてください^^

 

neizyサカモト

 

 

美容師は、ハサミはシザー、クシはコームといいます。

 

さて、

愛用のシザー。

 

カットにこだわっているneizy なので、

がっつり美容師目線の話ではありますが

語らせて下さい。

 

僕のシザーは

5インチのコバルトシザー、メガネタイプと、

硬質カットコーム・チャンピオンコーム。

まず、

コームですが、

硬いです。

 

普通のコームは

ちょっと曲げるとしなったりしますが、

これはしなりません。

折れます。

床に落とすとすぐ折れます。

安くないので悲しいです。

 

でもこの硬さがこのコームの魅力。

 

ドライカットは

冗談抜きに

「髪の毛一本単位」で

狙っていく技術

です。

 

 

シザーの開閉をしながら

刃先で切っている感触を

指で確かめながら

一回の開閉の中で

数本をブツ切りでのカットと

細かく切り口がずれるようにイメージしてカットするのとだと

毛先のおさまりや、のびてきた時のくずれが

断然違います。

 

日本人の硬い髪質は

 

毛先のずらしが命。

 

扱いやすさ、柔らかさ、

段違いです。

 

切りっぱなし風外ハネフェミニンボブ

 

コームの話に戻りますが、

 

柔らかいコームは

髪の毛束にある程度の厚みがないと

すくいにくくなってしまいます。

少しの毛束に使うのには

あまり向いていないんですね。

 

その点、

この硬質のチャンピオンコームだと

かなり少量の毛束も的確にとらえることができます。

 

とてもやりやすい^^

 

また、

通常のカットと違い、

ドライカットは基本的にノーテンション。

髪を引き出すことはしても、

髪を引っ張ることはしません。

 

よく美容室であるシーン、

濡れてる髪を

キレイにとかして

ピーーーッと引っ張り上げて、切る。

これをドライカットではやらないんです。

これをやるウェットカット用のコームは

柔らかいんですよね～。

引っ張りやすいようにしならせる。

 

ドライカットはテンションをかけないため

引っ張りません。

なので、コームもしなりません。

ここで、

「しならないことのメリット」

がうまれます。

コームがしならないことで、

余計な力を加えることなく

コームを持つ手には本当に力が必要ありません。

 

完全なノーテンション。

 

その状態の髪を見極め、

カットラインを作っていくんです。

 

 

そして、シザー。

材質はコバルト。

通常のものより硬い材質です。

乾いた状態の髪を切るための素材です。

 

支点、力点、作用点

という話を覚えているでしょうか？

小学校か中学校で習ったやつです。

 

通常のシザーは

作用点―支点の距離が

支点―力点より長いです。

 

が、

ドライカットのシザーは

作用点―支点≦支点―力点

このサイズがとても大切。

 

そして全長も５インチ。

 

一般的には６~７インチが多いため

かなり小さめのシザー

と言えます。

 

小顔シルエット束感ショート

 

この

サイズ

と

バランス

のおかげで

 

指でつまむような

感覚で切る

 

ことができるんです。

 

このドライカットシザーに慣れると

とても繊細なフォルムも自由につくれるようになり、

 

クセ毛

や

骨格

 

強い毛流

 

など

 

「線」の組み合わせでは対応できない

ヘアスタイルの構築が

「点」でできるようになる

ため

 

そういったお悩み、

クセや髪質、骨格、毛量などのお悩みを持たれた方のカットなど

全く問題なく

美しく仕上げる

ことができます。

 

 

 

 

そうして、

ドライカットでつくったヘアは

何度かカットを重ねるごとに

どんどん扱いやすくなるのも特徴。

 

それは、本当に細かな目線で

「髪の伸び方」

も含めて

スタイルづくりに入るからです。

 

髪はすべてが

同じ様に伸びるわけではないですからね^^

伸びの早い髪、遅い髪

影響の大きい箇所、少ない箇所

様々です。

 

水平ラインインナーカラーワンカールボブ

 

そういうことも含めて

カットしたスタイルは

本当に

扱いやすさ、

持ちやすさ

が違う

んです。

 

そういうところにも

こだわっているのが

ドライカットの特長です^^

 

 

 

ちなみに

先ほど少し出た

「線」

でスタイルをつくる時には

こちらを使います。

６インチ。

同じ様にメガネタイプ。

 

直線がポイントのボブや、

男性を切る時はこちらを使います。

 

ちなみに今まで長々と書いた

カット理論は全て女性の話。

 

男性の場合は、また違います。

 

髪質も、価値観も違いますからね^^

 

男性は、

ガーッと思いきり切って、

ズバッとスタイリングですよ！(笑)

 

 

さてさて、

いかがでしたでしょうか？？？

 

 

完全に

美容師目線の話でしたが

こんな感じで

やっています、という事で^^

 

長文ご拝読

ありがとうございました～！

 

 

 

 

 

リンクまとめ

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「クセや髪質の悩みを解決するカットテクニック」はコチラ

「ヘアカラーをキレイに☆トレンドカラーのつくりかた」はコチラ

「美容師が明かすボブの似合わせ論」はコチラ

「初めての美容室でうまく髪型をオーダーする方法」はコチラ

「大人女子のキレカワボブ」の解説はこちらから

 

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