こんにちは^^

ドライカットがうまい

横浜みなとみらいの美容室

neizyサカモトです。

 

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neizyも横浜みなとみらいに

お店を構えて早6年。

 

あっという間です^_^

 

6年なんて、

これからのことを考えれば

まだまだスタートライン^^

 

でもやっぱり

いろいろなことがありましたので、

 

もうすでに、

オープンしたときの想いのうち

これは間違っていない

と確信できたことが

たくさんあります。

 

 

そのうちの一つ。

これは美容室の店づくりに関することですが、

紹介させていただきます。

 

 

美容室にとって

 

最も必要ないもの

 

それが…

 

 

 

 

 

広告費

 

 

です。

 

 

いきなり

オカネの話ですみません＞＜

 

まあ、軽い気持ちで

ちょっとだけ聞いてください^^

 

 

 

僕はneizyをオープンするときに

美容室の

お金と

時間の

使い方

を変えたい

 

と思いました。

 

 

いろいろと問題を指摘される

美容業界ですが、

まず、そこを変えないと

根本的な部分が変わっていかないのでは？

と。

 

 

なぜそう思ったかというと、

 

美容室にとって一番大切なもの、

顧客が一番求めているもの、

 

 

これは何かと考えたときに

僕の答えは、

 

いい美容師

 

でした。

 

いまさら何言ってんだ？って感じですが笑

本当に、

美容室の質、

美容室のサービスを決めるのは

なによりもスタッフだと思うんです。

 

いいスタッフ、

いい美容師が

輝いていること。

 

技術レベル、

サービスのクオリティ、

店舗設備、

もろもろいろいろありますが、

 

全てにおいて

スタッフが最も重要

 

だと考えています。

 

 

当たり前だろ！

 

と、突っ込まれそうですが笑

 

日本全国の美容室の中で

スタッフの優先順位、けっこう低い

という会社の方が圧倒的に少数派です。

 

でも、

その想いを

どう実現しているのか、

お金と時間の使い方

で説明できますか？

 

と。

 

僕がこれまで経験したり見聞きしてきた

美容室は

ここに対して

明確な考えは聞いたことがありませんでした。

 

だから、

と言うわけではありませんが、

おそらく全国の多数の美容室と同じように

数年に何度かのペースで、

誰それが辞めたらしいよ～

というような話を聞いたりしていました。

 

やっぱり

現場感覚でも

美容室の離職率は

そこそこ高いですよね。

 

 

 

だから、

まず取り組まなければいけないのは

 

離職率

個人の活かし方

 

この二点の改善だと思い、

 

そのために

まず、

今の問題点が何かを考えました。

 

それがお金と時間の使い方。

 

 

シンプルに

美容師の

給料と勤務時間。

 

かなり前置きが長いですが

ここについてのお話です。

 

 

 

美容師のこれまで普通とされていた

給料と勤務時間は

僕は正直

全くブラックだとは思いません。

 

というのも、

たまにすごいことやってる会社はありますが

僕が勤めてきた会社は

ありがたいことに

本当に感謝してもしきれない

いい会社でした。

 

ただ、

まわりの社員が誰も不満を持っていなかった

かと言えばそうではなかったのかな、

と今では思います。

 

結局、

僕は自分自身が

店を持つ、会社をつくる

という目標があった

から

自分自身で自己評価をして、

勤務時間は勉強の時間だと考えていたため、

そこを大きなズレや苦痛がなかったから

満足していただけで、

 

美容師も数ある仕事のうちの一つ、

毎日の時間は「労働」

 

と捉えている人には

もっと求めているものがあったのかな、と。

 

 

僕が特に気になっていたのは

給料については

・優秀なアシスタントでもさほど給料が上がらない

・スタイリスト試験に受かっただけで

どのアシスタントよりも給料が高くなる

・歩合給の割合が多い

 

時間については

・接客時間以外の時間が無駄に使われていることが多い

・無駄な練習会やミーティングが多い

 

といったところです。

 

これらからわかることを簡単にまとめると

美容室の給料は、カット代から払われるもので

業績をあげるための明確な方法は誰も知らない

という事だと思います。

 

だからアシスタントはいくら頑張っても

給料は対して上がらないし、

カットができるようになっただけでふんぞり返れて、

でも業績の上げ方はわからないから

無駄が増えて、

もう個人の努力に任してしまえってことで

歩合給の割合が増える

わけです。

 

だから、今の業務委託サロン

なんかはすごく理にかなってますよね。

この形態はなくならないと思います。

 

 

これらを変えていくために

僕は

給料を

・スタイリストも含め全員固定給

・個人歩合給ではなく全体歩合給

を導入しました。

 

簡単に言うと、

月々により増減はありますが

全員の成果を全員で分け合う形

です。

 

時間は

・スタイリスト別予約表を廃止

・営業時間内業務の明確化

・18:00CLOSE

・ミーティング、練習会の効率化

・レッスンの仕組化

 

休日に関しても

・完全週休二日

・土日公休

・育児休暇

などに取り組んでいます。

 

これらをうまく運営していくには

今までの美容室経営と比べると

コストがかかります。

 

 

これを解決するには

新しい考え方

と

安定した費用

が必要。

というわけなんです。

 

新しい考え方については

主題とずれるので

サクッといきますが

まあ

「競争から協力へ」「量から質へ」

というやつです。

（ざっくりすぎてすみません＞＜）

 

安定した費用

ここです。

美容室もムダ金があるわけではないので

何かを削らなければ

費用は捻出できません。

 

となると、何を削るか。

 

材料費を削っては

クオリティがさがります。

 

そもそも、

店の方針に沿った経費は

かけるべき、

と僕は思います。

 

逆にいうと、

方針に矛盾した経費は

どんどん無くしていくべき。

 

一番矛盾した経費は･･･

 

 

広告費

 

 

です。

 

やっと冒頭の話に戻りました笑

 

ここまで長く付き合ってくださって

ありがとうございます！

どうにも言い方がまわりくどい

といつも指摘されるので

直したいところなのですが･･･(;^ω^)

 

 

 

 

美容室は

顧客の心情的には、

病院や塾、学校などと同じように

長く通うことにメリットがあり、

初めていくことにリスクがある

場所です。

 

顧客がほかの美容室に行きたくなるときは

今の美容室に行きたい理由がなくなったときです。

今の美容室に行きたい理由があるのに

二軒三軒、ほかのお店には行きません。

 

つまり基本的に顧客は

そこで満足し続けられるなら

わざわざ新しい場所を探す必要はない。

美容室も顧客に通い続けてもらいたい

と考えている、

双方のニーズが合致した

完全なリピーター産業です。

 

 

広告費って

そもそも何のためでしょうか？

 

 

おそらく、ほとんどの美容室では

新規集客

 

のために使われているのではないでしょうか？？

 

 

僕らは

レストランでも飲み屋でも

ホテルでも結婚式場でも

車のディーラーでも

エンタメでもありません。

 

双方ともに

リピーターとなれることを

目指している期待している

美容室です。

 

他の所に行ったことを

 

「浮気」

 

なんて言葉で、顧客が言ってくれる

数少ない業種です。

 

 

新規集客よりも

現状の顧客満足

 

に力を注ぐべき、

 

お店の大切なお金は

そこにこそ使うべき。

 

だと、僕は考えています。

 

だからneizyでは

一般的に10％前後と言われる

美容室の広告費に

2~3％しか使っていません。

 

その内訳は、

ホームページや予約システムの

ランニングコスト

と、

たまに地域に配るチラシ、

年に何度か顧客に郵送するDMとか

くらいです。

 

新規集客のネット広告は一切やりません。

 

 

その浮いた分を利用して、

上に書いたような

給与体系

時間や休日

を実現しています。

 

つまり、

広告費をかけないことによって

 

美容室にとって一番大切なもの、

顧客が一番求めているもの、

 

である

スタッフの

待遇や働き方

 

にこれまで以上に注力している

ということです。

 

 

 

 

やっぱり安定した収入は大切です。

達成感を仲間と共有できることは

もっと大切です。

 

時間があれば、

いい経験をたくさんできるし

リフレッシュもするし

無理なく練習もできるから

サロンワークに余裕が生まれます。

 

そうすれば、

自然と顧客にかえっていく。

スタッフが満足できたことが

顧客に返っていくんです。

 

最高じゃないですか？？笑

 

 

neizyはこんな感じで考えてやっています。

 

まだ6年ですが、

とりあえず、広告費を上げる予定はなし。

 

それに、みんなが発信できる時代に

特に美容室は

広告に予算を使う必要はないと思います。

 

大型店舗など条件の違うところは

もちろんあって、

すべてに当てはまるわけではないと思いますが

 

シンプルに言うと

指名制をとっているサロンは

広告費よりも

顧客満足に費用をかけるべき。

 

というのが僕の考え方です。

 

 

 

いかがでしたでしょうか？

 

別にネット広告の営業電話に

うんざりしてこれを書いたわけではありません笑

 

美容師って、

絶対もっと良くなるよな～

という僕のぼんやりしたイメージのなかで

実行済みの部分について

書かせて頂きました。

 

だいぶ偏った意見でもあるのかもしれませんが

受け流して頂ければ幸いです。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました^^

 

 

 

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